バンパーなどが事故で大破!桶川市のお客様(ステラ)の板金修理事例をご紹介します。
- 2015年03月29日 |
- 修理事例, 鈑金塗装修理について。 |

相手との接触事故で
・フロントバンパー ・左フロントフェンダー(右前タイヤの上の部分)・左ライト などが大破してしまったステラの修理をご紹介します。(過失が出てしまったそうです。)
桶川市の業者様からのご依頼でした。
ぶつかった衝撃で、バンパーとフェンダーが歪んでしまったため、
タイヤが動かず、引き取りに来てと事故現場から電話を頂きました。
電話を受け、すぐに現場へ駆けつけました。
▼修理前の状態です。
すごいですね。
バンパーが捲れ上がっています。
ライトも割れ、左フロントフェンダーもぐちゃぐちゃになっています。
▼左フロントフェンダーに押され、フロントドアとの隙間がなくなってしまっています。
これだとドアも開きません。
▼ぶつかった衝撃でボンネットが押され、右フロントフェンダーの上に押しあがっています。
▼ボンネットに押し上げられ、左フロントフェンダーもずれてしまっています。
▼タイヤとホイールにも傷がついていますね。
ただ、過失が出ている関係でタイヤとホイールは交換せずにこのままにします。
それでは修理の説明に入ります。
▼まず、ボンネット、フロントバンパー、左フロントフェンダーを取り外します。
中の骨格も、左側はパネルがぐちゃぐちゃになっています。
ここは新品へ交換した方が作業時間を短縮=費用を抑えられるため、
新品へ交換します。
(ここまでぐちゃぐちゃだと、板金で修理すると時間もかかるし、
見た目も新品程キレイに直せません。)
▼交換する場所をカットします。
▼新品の部品を同じ寸法、形に切り取りクランプという器具で
仮止めして確認します。
OKであれば、溶接して取り付けます。
▼溶接した後に塗装を施し、周りの色と合わせます。
▼次は左フロントフェンダー(新品)を取り付けていきます。
・・・あれ?何だかタイヤとフェンダーの間が狭いぞΣ(゚Д゚)
と、この段階で気づき
▼反対のタイヤを見てみると・・・
やっぱり間隔が違いますね(◎_◎;)
▼タイヤを取り外し、どこに原因があるか調べていきます。
▼なんと、犯人はコイツでした。
ぶつかった衝撃でタイヤが後方へ押され、
このように曲がってしまっていました。
原形はもうちょっと緩やかなカーブをしています。
それほどぶつかった衝撃が大きかったんですね。
ここも交換です。
交換を終えたら、足回りに狂いがないかを確認します。
(まっすぐに走るか、ハンドルが取られないかどうかの確認です。)
OKですね、問題ありませんでした(*^^*)
▼次はボンネットと左フロントフェンダー(新品)を取り付け塗装します。
塗料がかかってはいけないところは、マスキングなどでカバーします。
▼こちらは、ボンネットが押されたことによって出来た
右フロントフェンダーの傷を修理した箇所(※)です。
※傷の修理工程はこちらの記事で詳しく書いていますので、
良ければ参考にみてくださいね(^^)
塗装前に、表面の脱脂作業を行います。
塗装は2段階(ベースの色⇒ツヤ出しのクリアコート)です。
▼ベースの色を塗った状態です。
▼クリアコートを塗った状態です。
塗料が乾いたら表面を磨き上げます。
フロントバンパーとライトを取り付け、洗車をして完成です。
▼キレイに直りました(*^^*)
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